ねずみの侵入口と被害について

こんにちは。札幌ねずみ駆除センターの佐伯です。

何度かブログでも書いているかとは思いますが、ねずみがどういったところから入ってくるのか、またねずみをそのままにしておくとどういったことが起きるのかなど改めてお伝えしたいと思います!!

ねずみの侵入口

まず、ねずみが入ってくる可能性がある場所についてです。

1.床下換気口

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大体は樹脂製の換気口がついているお家がほとんどです。
樹脂製は少し強い衝撃があると壊れてしまいます。
北海道だと屋根の雪が落ちてきた際に壊れたり、積み重なる雪の重みでどんどん劣化してしまいます。

また、壊れていない場合でもねずみ自体がかじって穴をあけられる素材ですので、自分で穴を作って入ってくることもあります。
実際にお客様で雪が降る前に換気口を見たときには穴がなくて、お見積り時に開いているというケースも多くあります。

当社では、錆びにくく穴も開けられる心配のないステンレス製のものに交換することをお勧めしています。

2.家の基礎回り

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シンプルに、上の写真のような穴を家の基礎周りに掘って、基礎の下をくぐって床下に穴を繋げて入ってくる場合です。

この場合ですと、当社では基礎回りの土をある程度掘り、金網ネットを敷いて土を戻すような作業を行います。
そうすることで、ねずみが再度出入りしようとした際に金網にあたり、侵入することを防ぎます。

3.使用されていない排水管

こちらは見やすい写真がなかったです・・・

この場合は床下を覗かないと確認が出来ないので、慣れていない方だと見つけるのが難しいと思います。

どういった時に起こるかというと、水回りをリフォームした時などに排水ホースを切断して新しく繋ぎ合わせたりすることがあります。
その時に古い排水ホースをそのままにしておくと、下水道と繋がったままになっていますので、切断口から床下に入ってくるパターンがあります。

本来であれば、使用しなくなった排水管に蓋をしておくことで防げるものではありますが、これをしていないリフォーム業者さんが思っている以上に多くいます。
(リフォーム業者さんもそこからねずみが入って来るとは思ってもいないでしょうが・・・)

実際にリフォームした経験のあるお客様は、結構な高確率で古い排水管からねずみが侵入というのが多くありました。

他にも侵入経路になりうる箇所はいくつもありますが、今回は3つご紹介させていただきました!!

ねずみの被害

次にねずみがどういった被害をもたらすかですが、こちらも大きく分けて3つになります!!

  1. 漏電による火災
  2. 糞尿による家へのダメージ
  3. 物音等による住人のストレス

1.漏電による火災

ねずみが屋根裏に上がったときに電気配線などが噛まれて漏電し、それが原因で起こる火災です。

ひどい現場だと配線が切れる寸前のケースなどもあります。

大掛かりなものになると、一度天井を落としてから糞の撤去・配線の繋ぎなおし・天井の張り替え作業をするなど、費用もかなりのものになってしまいます。

2.糞尿による家へのダメージ

お家の中でねずみが糞尿をすることによって断熱材が弱ってしまい、断熱効果の低下、家の重要な部材の腐食、悪臭による臭いの被害などを招き、多くの被害が考えられます。

またお家の中にねずみが入ってしまった場合は、ねずみはたくさん菌を持っていますので、あちこちに菌が付着している可能性などもあり、病気のリスクも出てきます!!

3.物音等による住人のストレス

ねずみ自体は小さくても、天井裏などを走ったり、物をかじったりしている音は住人にかなり大きく伝わってきます。
日常生活の音でも消えないくらい大きな音を立てています。

また、寝静まった夜だけでなく、人に慣れてくるとねずみは日中でも音を立てています。
実際のお客様でも、ノイローゼになられる方や、音に過敏になってしまい、少し物音がするだけでも夜中に起きてしまう方などもいらっしゃいます。

ご依頼される方の大半は「1~2か月前から音がして・・・」とご連絡いただくことが多いですが、1~2か月たっていると被害が大きくなってしまっていることもあります。
そうなると駆除に時間がかかったり、場所によっては大掛かりな施工になることもあるので、早目のご連絡をお勧めいたします!!

お見積りは無料でお伺いしていますので、なにか少しでも気になることがございましたら、まずはご連絡ください!!