皆様こんにちは!札幌ネズミ駆除センターの山田です。
先日、厚別区の上野幌にて防鼠作業を行いました。
ご依頼者のお話では
「自宅の汚水桝付近に穴があり、穴の近くにねずみの捕獲カゴを設置したところ2匹捕まった」
とのことでした。
実際に現場に行ってみると、下の写真のような穴が開いていて、汚水桝(ます)の中には土や砂利が詰まっている状態でした。
写真左が汚水桝(排水桝とも)
まずは、中の砂利等を取り除き、穴がどこまで続いているかを確認するために、汚水桝の周りを掘ることから始めました。
いざ穴を掘ってみると排水管まで穴が続いていて、汚水桝と排水管の間に2~3㎝程の隙間がありました。
おそらく、ねずみはその隙間から穴を掘り、汚水桝から地上に出てきたと考えられます。
隙間については、直接排水管につかないようにビニールシートを敷いて、モルタルで埋めることにしました。(写真の赤丸部分)
汚水桝のふたを開けたところ
そして最後に、またねずみに穴を開けられないよう、汚水桝の周り(左右)を下の写真のように15~20㎝程の深さまで掘り、ネットを敷いて転圧をかけながら埋め戻しました。
以上で防鼠作業は終了となります。
この時期になると、家の敷地内や庭に穴があるので見てほしいという依頼が多いです。
ねずみが巣穴にしている場合、放置しておくことは大変危険です。
ただ埋めただけでは、また掘り返されてしまう可能性もありますし、家に侵入してくる可能性も十分考えられます。
被害が拡大する前に、異変に気づいたらすぐにご相談ください。