ねずみ駆除の仕事を始めて7年…ねずみの根絶について

お客様のお子さんからいただいた手紙で「ねずみくじょの、おにいさんへ、ネズミくじょありがとうございました。ほかのところでも、がんばってください。あいかより」と書いてあります

ねずみ駆除の仕事を始めて7年近くの時間が過ぎようとしていますが、
経験を積んでいる私ですら未だに「ねずみ駆除は難しいな」と感じる日々を過ごしている、ねずみ駆除センターの藤本です。

前回のブログではQ&A(ねずみ駆除に関わる、よくある質問)をざっくりとまとめさせていただきましたが、
その一部に「ねずみ駆除には『根絶と再発防止が重要』」とありました。
こちらのブログを参照してください)

根絶とは「建物内部にねずみを残さない駆除」のことを指していますが、
他には、「建物内部に死骸も残さない駆除」のことも指します。

そのために「ねずみの動線(ラットサインと呼ばれる)などを特定してあらゆる箇所に仕掛け(捕獲機や粘着シート)を設置し、ねずみを物理的に捕獲していく」ことを行っています。

ただし、ここでいう根絶はあくまでも「建物内部にねずみを残さないようにするための駆除」であるので、
再発防止のために「防鼠工事も必須項目になってくる」ことも念頭に置く必要があります。

なぜなら、仮に建物内部に現在ねずみが数匹いると仮定しましょう。

(20XX年1月1日)

各箇所に仕掛け(捕獲機や粘着シート)を設置して、数日経過した後はどうなっているでしょうか?

(20XX年1月4日)

粘着シートや捕獲機にねずみが捕まっていて、無事3匹捕獲することに成功いたしました。
しかし、本当に建物内部にいたねずみの数は3匹で合っているのでしょうか?
ねずみが建物に侵入できる侵入経路が残っている以上は「3匹しかいなかったのか」または「3匹以上いたのか」は判断が付かない部分があります。

では、ねずみがある程度の個体数を確保したのちに、侵入経路を遮断した場合はどうでしょうか?

侵入経路を遮断したことで、ねずみがこれ以上侵入してくることはなくなりました。
※あくまでも「防鼠工事(侵入経路を遮断した部分)からの侵入は」という意味になります。新規で侵入経路を作られた場合は別となります。

(20XX年1月7日)

建物内部に仮にねずみが残っていたとしても、貯蓄している食べ物がなくなった途端に、我々で仕掛けている粘着シートや捕獲機に付けている誘引剤に惹かれてねずみを捕まえることができます。
これで建物内部にねずみを残すことなく、さらには新たな侵入を防ぐこともできるのです。

ねずみの根絶と再発防止について説明しましたが、不明点等ございましたら、お気軽に011-600-2265こちらのページまでお問い合わせください。

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余談ではありますが、先日苫小牧でねずみ駆除のご依頼をいただいて、作業を行っていました。
別会社との相見積もりではありましたが、弊社を選んでいただき、ご依頼をいただいたのですが、
そこにお住いのかわいいお子さんが作業に興味津々でいつも作業を見学していました。
それだけでも、可愛らしいなと思っていたのですが、なんと!!駆除完了の時に、お手紙を書いていてくれていました。
(可愛すぎです!モチベーションが爆上がりです!うれしすぎる!)

仕事を一生懸命にやる理由っていうのは、誰かが喜んでくれるためにあるんだっていうことを改めて思い出させてくれた手紙でした!
本当にありがとう(^^♪
保証期間中は、気になる事があればいつでも呼んでください(^^♪