札幌ねずみ駆除センターの南山と申します。
挨拶が遅れてしまいましたが、本年もよろしくお願いいたします。
今回は、特に冬の時期にお問い合わせが多くなる、
「室内に穴を開けられて、ねずみが侵入してきた」という対処についてです。
結論から申し上げますと、室内の穴だけ塞いだとしても完全な解決にはなりません。
塞いだところのそばをまた開けて入ってくる可能性があるからです。
排水ホースの周りはねずみ侵入経路の1つとなっています。
「安価で穴のところだけ塞いでほしい」というお問い合わせには、例えばトップ画像のようにパンチングメタルで塞ぐ工事を行います。
(ただし上記のとおり再侵入の恐れがあるため、保証は対象外となります)
この画像は、排水ホースの床下の様子です。
排水ホースの周りの塩ビ管(塩化ビニル管)が空いているのが分かるでしょうか。
これでは、ねずみは下水から家の中へいつでも出入りができてしまう状態です。
建築業者からしてみれば人の生活に差し支えないと思っているかもしれませんが、
私たちからしてみればねずみに床下という住処を与えているようなもので大問題です。
ねずみは家の中の餌を狙おうと、時間をかけてまた別の穴を開けようとするでしょう。
床下から天井へも移動できますから、既に家の中のあちこちにねずみが住み着いている可能性を考えます。
この場合は数日かけて天井や床下でねずみを捕まえつつ、
ある程度いなくなったところを見計らって塩ビ管に直接防鼠工事を行います。
(工事の内容はお客様と相談の上決めていきます)
夏場よりも圧倒的に室内被害が多い冬の季節。
被害が大きくなってしまうとかかる費用も大きくなってしまいます。
天井や壁からカリカリと削るような音が聞こえてきた際は、お早めにこちらのページか011-600-2265までご相談ください。