こんにちは。
今回は、実際にご依頼をいただいた「車庫内のねずみ駆除作業」の様子をご紹介いたします。
ねずみは放っておくと糞尿や巣材による不衛生な環境を作り出すだけでなく、建物をかじって壊したり、配線を傷つけて火災の原因になる危険もあります。
早期の対応がとても重要です。
今回の現場は、車庫内にねずみが住み着いてしまい、床面のアスファルトが壊れて糞が散乱している状態でした。
清掃と駆除、さらに床の補修まで行った一連の流れをご紹介いたします。
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1. 車庫内の除菌作業
まずはねずみが残していった糞尿による汚染部分を消毒します。
専用の噴霧器を用い、壁や床、棚の隅々まで薬剤を散布。
ねずみが通った痕跡には菌やウイルスが付着している可能性が高いため、徹底的に行うことが重要です。
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2. 糞の撤去
次に、床や棚に残っている糞を一つひとつ丁寧に取り除きます。
糞は小さくてもアレルギーや感染症の原因となることがあるため、手作業で確実に処理を行います。
作業員はマスクと手袋を着用し、安全対策を徹底しました。
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3. 壊れてしまっているアスファルトのはつり作業
現場の車庫では、床面のアスファルトが劣化し、割れ目や隙間が発生していました。
これらはねずみの侵入口や巣作りの温床となるため、そのまま放置することはできません。
電動工具を使用し、壊れた部分をはつり取っていきます。
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4. はつり後
はつり作業が終わると、内部のアスファルトが完全に取り除かれ、地面がむき出しの状態になりました。
これで不安定な部分をすべてなくし、次の補修工程に進む準備が整いました。
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5. アスファルト舗装後
新しいアスファルトを敷き詰め、床をしっかりと補修しました。
表面も平らになり、見た目も清潔感が大きく向上しました。
ねずみの侵入や巣作りを防止する効果も期待できます。
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6. 内部の清掃
仕上げに再度清掃を行い、棚の汚れや残っていた細かいゴミを取り除きました。
薬剤による消毒ももう一度実施し、安心して利用できる環境を整えました。
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まとめ
今回の車庫内ねずみ駆除作業では、
• 除菌・消毒
• 糞の撤去
• アスファルトの補修
• 内部清掃
を行うことで、ねずみが再び住み着きにくい環境を作ることができました。
ねずみは非常に繁殖力が強く、ちょっとした隙間から侵入してきます。
そのため「駆除」と同時に「侵入経路の遮断」や「環境改善」が不可欠です。
もし、ご自宅や倉庫、車庫などで「糞を見つけた」「壁や天井から物音がする」などのサインがありましたら、早めに専門業者へご相談ください。
清潔で安心できる生活環境を守るために、私たちは今後も丁寧で確実な作業を心がけてまいります。